対策としてはバッファを詰めるかアプリをスタンドアロンで立ち上げる
DAWソフトを使ってギター録音する時に音の遅延、レイテンシーの問題があります。
あっ、外部デバイスやアンプからマイク録音する際は特に問題ないです。その場合はダイレクトモニタリングすればいいので。
プラグイン等で音を作って作業する場合の話しです。
この遅延は
地味にストレスです。
いくつかある対応策を紹介します。
まずはバッファサイズを詰める事です。
バッファサイズとは、音声や音楽の一時的な保存領域のことです。イメージとしては、一時的に作業するための作業スペースや一時的なメモリとも言えます。
Cubaseの場合、スタジオ設定からオーディオインターフェイスのコントロールパネルを開いてバッファサイズを選択できます。
入出力の遅延がms(ミリセカンド)で表記されるはずです。
バッファサイズは小さくすればするほど遅延が少なくなります。
しかしこの方法にはデメリットもあって、PCの負荷が強くなります。
バッファサイズが大きいほど、より多くの音声や音楽を同時に扱えますが、その分、処理にかかる遅延(レイテンシー)も大きくなります。逆に、バッファサイズが小さいと、処理の遅延は少なくなりますが、同時に扱える音声や音楽の数は制限されます。
僕のおすすめは以下に記す方法です。
プラグインソフトウェアをスタンドアロンで立ち上げる。
どういう事かと言うと、DAW上で立ち上げたオーディオチャンネルにプラグインをインサートしてモニタリングすると信号が多くの場所を経由するのでその分、遅延が大きくなります。
遅延を抑えようとしてバッファを詰めるとPCの負荷が大きくなります。
僕は主にAmpliTubeを使っているので、このソフトを個別で立ち上げてそっちの音でモニタリング、そして、DAW上のギターを録音するためのオーディオチャンネルはモニタリングを切ってます。
更にCubase上ではスタジオ設定でバッファを大きめに設定してAmpliTube上ではバッファを詰めると言った方法で、出来るだけ負荷を減らしつつレイテンシーを下げてます。
使用しているソフトウェアによってはスタンドアロンで立ち上げられないものもありますので、この方法が使えない場合もありますが可能であればおすすめ出来る方法です。
他にも良い方法等を知っていたら是非コメントで教えてください。
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